複数市場向けのドライヤーでは電源構成を明確にし、使用する各電源条件でモーターと駆動回路を評価します。入力範囲やコントローラーの機能だけで実機の適合性は判断できません。
市場と電源条件を定義する
商用電源の電圧・周波数、許容範囲、運転モード、対象市場の安全・EMC要件を整理します。ヒーターの電源とモーター駆動回路を分けて構成を記録してください。
モーターと駆動回路を照合する
BLDC方式では巻線、DCバス、フィードバックまたはセンサーレス起動、電流制限、制御範囲を確認します。ユニバーサルモーターでは選択した型式の電源と負荷条件を確認します。両方式の電源構成を同一視しないでください。
組合せを決める前にコントローラーを確認する
現在の製品一覧には次のドライヤー用コントローラーがあります。対象モーターと電源構成について、各製品の説明を確認したうえでご相談ください。
ドライヤー全体を検証する
- 合意した電源範囲・運転モードでの起動と再起動。
- 実際の風路での風量、回転数、入力電流、温度上昇。
- 通風遮断、ローター拘束、必要な保護動作。
- 測定条件を明示した音の評価、および必要な安全・EMC評価。
型式、コントローラー、ファームウェア、測定条件を記録します。一つの構成の結果を、未検証の構成や運転範囲へ広げないでください。

